【独占インタビュー】FELGUKにペーパーインタビューに答えてもらいました!

11/10(金)に名古屋のナイトクラブSANGOに出演予定だったFELGUK。今回のイベントに合わせ、MAINFLOORではFELGUKにペーパーインタビューを行っておりました!かなり興味深い内容になっているので、ぜひぜひご覧ください!

November.11.2017

11/10(金)に名古屋のナイトクラブSANGOに出演予定だったFELGUK。残念ながら公演はキャンセルになってしまいました。涙を飲んだファンも多いことでしょう。

実は今回の来日に合わせ、MAINFLOORではFELGUKにペーパーインタビューを行っておりました!彼らのルーツ、ブラジルのクラブシーンや日本への印象を深掘りしてきたので、ぜひぜひご覧ください!

最新リリース、「Sometimes」聞いたよ!何にインスパイアされたかとか、色々詳しく聞かせてほしい!

FELGUKさん(@felguk)がシェアした投稿

昔よく公演の時にAviciiの「Levels」と友達のChemical Surfの曲をマッシュアップしていたんだ。「Levels」にはEtta Jamesのクラシカルなボーカルサンプリングが使われているんだけど、このサンプリングが聞こえた時の観客の盛り上がりがあんまりにすごいもんだから、同じサンプリングを使ってオリジナルな曲を作ろうと決めたんだ。

「Levels」は大ヒットだけど数年前の曲だから少し忘れられていたし、今風にアップデートしてEtta Jamesの声を使えていい感じだと思ってるよ!

フリーダウンロードになっているのがどうしてか気になったんだけど理由を聞かせてもらえる?

たまにフリーダウンロードにするようにしているんだ。一番大事なのは自分の音楽をみんなに広めることだからね!

フリーダウンロードにすれば、レーベルとのライセンス周りで面倒な手続きに巻き込まれなくて済むし、自分で公開日なども全部コントロールできる。今回の「Sometimes」について言えば、もしもレーベルでリリースしようとしたら、それこそあのサンプルについて著作権周りの手続きが難しかっただろうね。

『Monday』でVintage Cultureと共作していたけど、彼との共作はどんな感じ?

Vintage Culture & Felguk & Le Dib - Monday (Official Lyric Video)

一緒にやって良かったよ!実は前からお互いがお互いのファンだったんだ。彼はディープハウス、プログレッシブハウス、エレクトロハウスに関してとてもフレッシュなセンスを持っている。彼のアイディアを積極的に取り入れることで、本当にクールなトラックを作れたと思ってるよ。

他にも注目すべきブラジルの若手プロデューサーって誰かいる?

たくさんいるよ。俺らの友達のCat Dealers(キャットディーラーズ)がどんどん上がっているよね!最新の世代からで言うなら、JØRDは間違いなく期待できるだろうね。

来日は3回目だったと思うけど、ブラジルから日本、地球の真反対に来る感想は?

FELGUKさん(@felguk)がシェアした投稿

本当に疲れる!でも、だからこそ来ることに価値があるよね。だって単なる仕事上の経験じゃなくて、人生の経験になるし。カルチャーの違いは大きいけど、だからこそたくさん学べることがあるんだ。

日本でお気に入りのスポットはある?

東京が大好き。実はこの前、Gustavoは休暇に奥さんと東京に来たんだ。シンプルに街を探索して過ごしたよ。

一番好きな日本食は?

圧倒的に寿司だね。特にFelipeは夢中だね(笑)

逆に、日本人にオススメのブラジルの食事って何?

たくさんあるよ!ポンデケージョ(チーズが入ってるパン)、ブリガデイロ(加糖練乳とチョコレートのお菓子)、シュラスコ(ブラジルの伝統的なバーベキュー)とかオススメだね。

最近のEDMって呼び方が廃れてきていることについてどう思う?

FELGUKさん(@felguk)がシェアした投稿

そもそもEDMっていう単語は、本来ビッグルームと呼ばれていた音楽に間違って当てはめているんだ。もともとTomorrowlandのメインステージみたいな、超巨大な会場で盛り上がるための音楽だよね。でもビッグルームが人気になるにしたがって、クラブなどの小さな規模の会場でもプレイされるようになっていった。

でもやっぱりピークタイム用の音楽だよ、長く聞くにはハードで激し過ぎるし、あんまり聞きすぎると飽きてきちゃうんだと思う。 今クラブの人々が求めているのは、もっとグルーブ感に溢れた踊れる音楽なんじゃないかな。そういうファンキーなクラブミュージックは僕らFELGUKのスタイルだし、僕らにとっては素晴らしいチャンスだよ。

ブラジルのクラブ・音楽シーンが知りたい!

ブラジルのダンスミュージックシーンはデカいよ。国内のギグだけで一年のスケジュールが埋まってるようなDJがうじゃうじゃいる。ほんの数年前なら、大きいパーティを開催するなら海外から有名なDJをヘッドライナーとして呼ぶ必要があった。でも今は、イベントの数だって倍増して、出演者もほとんど国内のアーティストなんだ。

ブラジルには若手のプロデューサーが多いし、しかもみんなそれぞれ本当にユニークなスタイルのダンスミュージックをプレイするんだ。だから、世界的なダンスミュージックのセンスとは少し雰囲気が違うと思う。その中で俺たちはブラジルの音楽を世界に届けたいし、世界の音楽をブラジルに持ち帰りたいんだよね。

自分たちの楽曲のジャンルを一言で言うなら、なんだと思う?

「みんなを踊らせるグルービーなハウス」だと思うね。

これから業界はどう動いていくと思う?

正直、予測はできないよね。でもサイクルがあるんだろうなとは思うよ。あんまりノイジーで激しい曲が増えてきたら、きっと今度はディープでミニマルが音楽が流行りだすだろうし。あんまりにもコマーシャル的だったりメインストリームに甘んじていたら、新たしくアンダーグラウンドなジャンルがやってくるんだと思う。

そもそも、二人はどうやって知り合ってFELGUKとして活動しようと思ったの?

FELGUKさん(@felguk)がシェアした投稿

実は俺らはもともとラジオやテレビCMの音楽をプロデュースする会社の同僚だったんだ。二人ともいつかダンスミュージックのDJとして活躍したい情熱を持っていたんだけど、当時Gustavoは素人のプロデューサーでFelipeはキャリアを始めたばかりのDJ。自然と、その日の仕事を終えたら二人で会社に残り、一緒に楽曲制作をするようになったんだ。それがFELGUKとしての原点だね。

もし喧嘩したことがあればそのエピソードを教えて!

ケンカは年中通してたくさんするよ。パートナーとしてお互い激しく言い合う間柄なんだ。ただ、ほぼ途切れずに毎日会ってずっと一緒なことを考えると、ケンカしている時間の割合はとっても低いと言えるかな(笑)。

ケンカの内容はかなりしょうもなくて、どっちの作った曲の方がより観客を沸かせているかだとか、そんな話でケンカしたりするんだ(笑)。どっちも音楽やダンスフロアについての知識に誇りを持っているからこそなんだけど、でもちょっとお互い小言を言いすぎかもれないな(笑)。

二人で制作をするとき、実際にはどうやって作っているの?どっちがメロディ担当、どっちが音作り担当とかあるの?

基本的には Felipeが新しいトラックを作り始めて、Gustavoがそのトラックを仕上げるかな。Gustavoがメインのパソコンで調整や改良をしている間に、Felipeがラップトップで新しい楽曲のアイディアを試しているんだ。一個のトラックが完成したら、すでに新しく作る曲の候補がいくつかあって、その中から二人で良さそうなのをチョイスしているよ。

プライベートでは二人はどうやって過ごしているの?

家族とネットフリックス観たり、外食したり、犬やFelipeの息子と遊んだり。日常的な生活だね。

今後の動きについてアナウンスできることはありますか?

FELGUKさん(@felguk)がシェアした投稿

そう、これからたくさんの音楽をリリースするよ!今はスタジオでインスピレーションが溢れている感じだよ!

日本のファンにメッセージをお願いします!

日本のみんな!みんなとパーティーすることを待ちきれない!日本が好きだから遠くから来て、公演して、みんなの愛を感じて本当に嬉しいんだ!♥♥

以上、FELGUKのペーパーインタビューでした!

個人的にはブラジルのクラブシーンの話がとても興味深く思いました。日本ではどうしても「週末だけ・外タレメイン」というイベントがメインなように感じますが、ブラジルのように国内の若手プロデューサーが増えればもっとフランクな遊び方が根付くのかもしれません。

そのためには彼らのような、「自国の音楽を世界に・世界の音楽を自国に」という、橋渡しのできる存在が鍵になっているのは間違いないでしょう。

今回は残念でしたが、また来日する機会を待ちましょう!

TEXT BY MAINFLOOR編集部

Ads by Google